【入場テーマ曲集】FWWW 魔王軍 小早川 ぽひ
本名:小早川 たんぽぽ
キャッチフレーズ:魔王の弟子:さすらい幽霊
必殺技:ファントムガール
作家:ししがみ
声優:内田 真礼
【入場テーマ曲】
東女時代の入場テーマ曲。FWWWでも2015年ヤンドラ予選まで使用されていた。
②「夜のデンデラ野を逝く」ZUN
2015年ヤンドラ本選より使用。
③「Birth of a Wish/Become a God」岡部 啓一
2019年12月ヴァンプ鈴森戦で使用。
※PS4ゲーム「NieR:Automata」劇中曲。
【小早川ぽひとは何者なのか?】
リンドリに登場するレスラーたちにはそれぞれにドラマがあります。そんな彼女たちが交わるとき、そこにはより強固な絆の物語が発生します。
リンドリを牽引する絆の物語でよく見られるのは、まず縦軸としての師弟や先輩後輩の物語。このなかでもっとも長く多く描写されているのが、3代つづく神崎→鈴森→ぽひ、の師弟関係だと思います。
そして横軸としての同期の物語。東女には歴代多くの同期が存在しますが、それぞれの生い立ちまで描写しているものとなると意外と少なく、そうなるとやっぱり3人娘がいちばん濃密でしょう。
そして、ぽひさんはそのふたつ、縦軸と横軸とが交差する特別な位置に存在するのです。
そんなぽひさんの行動原理の基本にあるのは「生きのびること」です。
これは放浪していた少女時代には、文字通り「生命を維持すること」でした。
それが、東女に入団しプロレスラーとなることによって、レスラーとして「生きのびること」に変わります。それを支えたのは、皮肉にも少女時代「生きのびる」ために培った逃げのびる能力でした。
ヤンドラのときも、旗頭となったときも彼女は「生きのびる」ために戦いました。
そしてその結果、チャンピオンとなったわけですが、彼女がこれからチャンピオンとして「生きのび」つづけたその先で、FWWWが「生きのびる」こと。ひいては女子プロレスが「生きのびる」ことを考えるようになってくれたら、そんなふうに視野を広げていってくれたらとてもいいなと思います。
【参考画像】